「好きなものは咒(のろ)うか殺すか争うかしなければならないのよ。お前のミロクがダメなのもそのせいだし、お前のバケモノがすばらしいのもそのためなのよ。いつも天井に蛇を吊して、いま私を殺したように立派な仕事をして……」
坂口安吾はかなり話自体はつまらなくて、自分勝手な創作あるべき論から無理やり話を起こしている感じがする。別につまらなくはないが、中二病っぽい。
文学のふるさと。創作には意味を求めてまいがちですけども、創作のふるさとである人生に意味や落ちはない。だからどうこう言うわけではないけど。みたいな。
チドリのネイル、タチバナシモンには、故郷を感じる。