みんな演技がうまくてよかった。
脚本の飛躍を補って余りある、説得力のある配役と思う。
細部に神は宿るというが、そこに神が居ってくれるかどうかは正直どうでもよくて、
細部に神を宿らせようとする真摯さ(または逆にそうでなさ)に透ける人間性を好きになったり、良くないと感じたりする。
メランコリック、大枠でみたときそんなに面白いストーリではない(細部にカエルが宿っている)と思うけども、すごく好感の持てる緩い青春映画と思った。今がずっと続けばいいのに、と聞いて大学の頃を思い出した。
俺も続けばいいのにと言いながら勝手に移動して、みんなもそら移動するよな。